コセキ鍼灸院

睡眠の質を上げて朝スッキリ起きる方法

この記事を読んでいるあなたは

  • ● ちゃんと寝ているはずなのに疲れ・眠気が取れない
  • ● 寝覚めが悪くエンジンのかかりが遅い
  • ● 朝起きたときに首や肩などに痛みが出る

などがあって、朝「スッキリしない」と感じているかもしれません。

朝からスッキリしないと仕事や勉強なども手につかず、周囲の人たちにも迷惑がかかるかなと思ったりもしますよね。

事実、2021年の厚労省の調査では、3人に1人以上、34.7%の方が「睡眠全体の質に満足できなかった」そうなので

「睡眠」に関してお悩みの方は多いです。

(参照: 令和3年度 健康実態調査結果の報告 – 厚生労働省 )

そういった睡眠のお悩みを解決して、朝スッキリ起きるためには「睡眠の質」について見直す必要があるかもしれません。

私も朝が弱くて、学生時代は遅刻してばっかりだったり、社会人になってからも朝のうちは仕事に集中できないタイプでした。

ですが、睡眠の質を下げる原因を知って、その対策をすることで、朝スッキリしない状態を改善しています。

ここでは、そんな私の体験談やライトな東洋医学も交えながら、原因と対策方法などを解説していきます。

お悩み解決の手助けになれば幸いです。

睡眠の質が下がる原因

朝スッキリ起きれないのは睡眠の質が下がっているから

しっかり睡眠を取っているにもかかわらず朝スッキリしないということは

睡眠の質が悪い。ということが考えられます。

睡眠の質が下がる原因は

  • ○ 内・・・食事や寝る前後などの生活習慣
  • ○ 外・・・睡眠時の寝室の環境など

の「内と外」に大きく分けられます。

これらの原因として多いパターンを知って、少しずつでも対策をしていけば睡眠の質を改善することに繋がっていきます。

睡眠の質を下げる3つの悪習慣

寝るのに適していない環境

睡眠の質が下がる寝室環境とは?

寝るのには適していない場所や環境で普段から寝ているのであれば、睡眠の質が下がってしまいます。

寝室の環境には「音・光・温度」などが関係してきます。

寝ようとするときに周囲がうるさかったり、寒すぎたり、暑すぎたりすれば当然、睡眠の妨げになってしまいますよね。

また、人間には「明るいうちは活動的に、暗くなると休息モードになる」

サーカディアンリズム(いわゆる体内時計)というものがあります。

寝ようとするときだけでなく、睡眠中でも明るすぎる環境は質を下げてしまう原因になってしまいます。

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うるさい・暑い・寒い・明るい状況ではゆっくり眠れないよねー

寝る前に〇〇する

寝る前にスマホやTVなどの明るい画面を見続けるというのもよくありません。

また、(ちょっと細かい部分ですが)頭の近くにスマホを置いたまま寝る。というのもやめたほうが良いです。

スマホなどの電磁波によって、 質の良い睡眠時に見られる脳波が乱される可能性があるからです。

寝る寸前に食事やアルコールを摂るのも、睡眠の質を下げる大きな原因です。

本来、眠っている間はカラダや脳の回復をしています。

しかし、その回復タイムを、食べたものの消化やアルコールの分解ばかりに使ってしまうと

朝起きたときに疲労や痛みを感じる原因にもなってしまいます。

  • × スマホやTV、ゲームなどを見る・やる
  • × 携帯電話・スマホなどの電波を発する機器を枕元に置く
  • × 食事をしてすぐ寝る、寝酒をする

スマホは、寝る時はカラダから1m〜1.5mくらい離した方が良いらしいよ

腸内環境を悪くする

腸内環境も睡眠の質と関係してきます。

サーカディアンリズム を腸内細菌がコントロールしている。という研究結果もあり、腸内環境が悪くなれば体内時計が狂うとされています。

また、東洋医学では腸から「気」が生まれるとされていて、気が足りなくなると

「気虚」という、代謝・体力が低下し、慢性的な倦怠感などの、「スッキリしない」原因に なってしまいます。

睡眠の質を上げて朝からスッキリする5つのポイント

睡眠の質を上げるポイント

寝室の環境を整える

個人差もありますが室温は20℃前後、音は30dB(図書館の中よりちょっと静かな程度)以下が理想とされています。

部屋の明るさは、できるだけ真っ暗にするのが理想的です。

真っ暗にするのが苦手な方はやや暗めの間接照明などを利用するのがおすすめです。

また、朝は陽の光を浴びて起きるのが理想ですが、季節や環境によって難しい場合は

照明のタイマーを起床時間の30分前くらいからセットしておくのもアリです。

寝る前の悪習慣をひかえる

お仕事のスタイルによっては寝る前ギリギリに食事をする場合もあるかもしれませんが、なるべくなら寝る2時間前までには済ませておくのがベストです。

スマホやゲームなどは寝る1時間前まで。がベストと言われています。

※(私もそうでしたが)どうしても習慣で・・・という場合はなるべく画面を暗くする。という工夫が必要です。

食事内容に注意する

睡眠の質を上げるための食事は腸内環境をよくする物を積極的に摂って、悪くするものを控えることに尽きます。

    【腸内環境に関係する食べ物等の例】

  • ○ 海藻・豆類など食物繊維が豊富なもの
  • ○ ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食べ物
  • ○ 味噌などの発酵食品
  • × ファストフードやコンビニの食品
  • × ジュース・菓子全般
  • × アルコール・タバコ・ストレス

適度な運動もアリ

軽めの有酸素運動はストレス解消効果もある

起きている間にある程度の体を動かしている方が、寝つきも睡眠時もぐっすり眠ることができます。

年齢や運動習慣のあるなしで、「適度」のレベルは変わりますが

「1時間程度の軽めの有酸素運動」が睡眠の質を上げるのにおすすめです。

また、朝起きてから「ラジオ体操」や「1分くらい足踏み」をすると、朝もスッキリしやすくなります。

ストレスも腸内環境の悪化や睡眠の質を下げる原因ですが、 軽めの運動にはストレス解消効果もあるのでぜひ取り入れたい習慣ですね。

寝やすい、起きやすい環境を作って、生活習慣に気をつけることが大事だね。

質を改善する寝具を使う

とは言ってもなかなか環境や習慣を変えるのは難しい・・・。

という場合は寝具を変えて「手っ取り早く睡眠の質を上げちゃう」という方法もあります。

「自分に合った」寝具というのももちろん大切ですが、朝スッキリ起きるため

睡眠の質を上げよう!と思うのであれば「正しい姿勢で寝る」ことも大事です。

当院では施術(プラス自分で使う用)に 【Cure:Re THE MAKURA】 というものを使っています。

枕にしてはお値段高めですし、やや硬めで慣れるまで1週間くらい私はかかりましたが

これで寝ているだけで、(施術をする場合、外せないポイントである)

頭・首・肩を『整体してくれる』という枕です。

いろんな枕(トゥルー○イーパーやらオーダー枕やら)を試してもイマイチで

信用ゼロの私でもコレすごいわ!と思ったというのが素直な感想です。

頭〜肩を整えることで呼吸が改善するため、睡眠時の疲労回復効果がUPします。

(実は施術の間の1時間ほど寝るだけでもかなりスッキリする)

効果には個人差があるでしょうが、 当院 の患者さん達からは、この枕を購入し使いだしてから

疲れが取れて仕事がはかどるようになった!

首・肩こりがしなくなった!

ずっと停滞してた体重が落ちるようになった!

という意見が多く寄せられています

もしいろいろ試してみてるけど、朝スッキリ起きれない。朝起きると首や肩が痛い。という方は

この ゴッドハンド整体師の作った『整体枕』 を使ってみるのも良いかもしれませんよ。

まとめ

朝スッキリ起きるためには睡眠の質を下げる習慣や環境をなるべく避け、睡眠の質を改善していくことが大切です。

  • ● 寝室の環境や寝る前の習慣を見直す
  • ● 腸内環境を良好に維持する食習慣を心がける
  • ● 適度な運動の習慣も大切
  • ● 手っ取り早く睡眠の質を上げるなら寝具に頼るのもアリ

といった内容をお伝えしてきました。

習慣を変えるには3週間かかるという説もあるので、朝スッキリ起きるために出来ることは今日から取り組んでみてくださいね

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ぎっくり腰を予防する方法
  • ● ぎっくり腰の対処法の基本
  • ● なんで頻繁にぎっくり腰をやっちゃうのか
  • ● 簡単&タダでできる予防法

重たいものを持ち上げた時、また特別思い当たるようなことをしていなくても急に腰に激痛が走る「ぎっくり腰」

やっちゃうと数日動くのも大変で、病院に行って痛み止めをもらってくるのも一苦労だったりしますよね・・・。

「クセになる」ことも多く、腰を気にして動くせいで姿勢が悪くなったり。その結果また別のところが痛くなったり・・・と厄介な症状です。

そんなぎっくり腰をしっかりと「予防」していくためには 生活習慣の見直しが必要になります。

本記事ではぎっくり腰の「予防法」についてを主に解説します

多い時は年10回近くぎっくり腰をしてたのにほぼゼロになった!という当院の患者さんもいるので

よくぎっくり腰をする方には参考にしてもらえればと思います。

ぎっくり腰になっちゃったら

ぎっくり腰になってしまった場合、早く治したい!というお気持ちは分かるんですが・・・。

ご自身でできることは基本的に「無理せず安静する」ことくらいしかありません。

症状の程度にもよりますが、痛みが引くまでの間(数日〜2週間ほど)は重たいものを持ったり、急激な動作は控える方が良いでしょう。

対処法の基本

そうは言っても、仕事もあるし、なるべく早く動けるようになりたい。といった場合

  • ● 痛み止め配合の湿布をしたり、痛み止めを服用する
  • ● 局所のツボ(圧痛のある場所など)を刺激する
  • ● コルセットやサポーターをして痛みが出る動きをしないように制限する

などの方法で処置することになります。

炎症をおこしている場合「速攻で治る」みたいなことはまずありませんが

この場合は基本的に1〜2日は患部を「冷やす」ようにして、その後は「温める」ようにしていきます。

安静とは言っても、無理しない程度でなるべく動いた方が治りは早いという研究結果もあるよ

なお、転倒時に捻った、足のしびれがある。どんどん(3日くらい経過しても)痛みが増している

のような場合にはケガやヘルニア、病気が隠れているなどの可能性も高いので、医療機関で診てもらう方が確実です。

ぎっくり腰がクセになるのはナゼ?

ぎっくり腰は一度起こしてしまうと、一般的に「クセになりやすい」とも言われていますが

それはぎっくり腰のほとんどは生活習慣によって起こるからです。

その場の痛みが引いたからと、同じような習慣を続けると

普段の動きに注意したり、サポーターをつけたりしていても「なる時はなる」のでクセになってしまうという訳ですね。

例えばシップも予防目的で長期間つけていると、血流を悪くして筋肉を硬くしてしまって、ぎっくり腰を何度もする理由となってしまいます。

その上、腰を無意識にかばうことで、バランスを崩して他の部位に症状を起こすことも多々あるので

ぎっくり腰にならないような根本的な対策が必要です。

ぎっくり腰の原因は筋肉の慢性的な疲労・緊張

重たいものを持ち上げたり、転んだ・ぶつけたなど

原因がハッキリしているような腰痛は、過度の力が加わって筋肉・靭帯・骨などにダメージを受けることで起こります。

しかし、何回もぎっくり腰を繰り返す場合は、

腰のまわりの筋肉が慢性的に疲労していたり緊張状態を続けすぎてしまっている可能性が高いです。

疲労や緊張が抜けていないと、筋肉がかたくなり、ちょっとの動作でもぎっくり腰を起こしてしまいます。

特に肉体労働の方や、重いものをよく扱う方は、筋肉の緊張を緩和し疲労を溜めすぎないようにする必要があります。

疲労・緊張を解消できない生活習慣

普段の生活習慣によって疲労を溜めすぎてしまうというパターンも多く見られます。

例えば

  • × 長い時間おなじ姿勢を続けている
  • × ほとんど運動もしない
  • × 睡眠時間を取れていない
  • × アルコールやタバコを毎日摂る
  • × 甘いものが好きで3食以外にもよく食べる

などの習慣は疲労や緊張を悪化させる原因になるので、できるだけ避けた方が良いです。

反対にこれらを改善していくだけでも、ぎっくり腰を予防していくことが可能です。

この辺りは生活習慣病のほとんどに共通するから気を付けたいね!

ぎっくり腰の再発を防ぐ簡単な方法

深呼吸をこまめにする

筋肉は、基本的には息を吸う時には緊張し、息を吐く時にゆるみます。

呼吸は、体の緊張・リラックスというものにも深く関係性があり、運動や筋トレを行う際に呼吸がうまく出来ていないと効果が下がることも。

普段からストレスなどで緊張していると「呼吸が浅く」なっているのでその分、筋肉も緊張していて疲労も溜まりやすくなります。

なので 深呼吸をして、しっかり息を吐くだけでも筋肉の過緊張や、それによる疲労も取れやすくなるのです。

重たいものを持つ時は、意識しないと「息を止めて」持ち上げようとするかと思います。

つまり緊張した状態で動いているので、この時点で緊張や疲労が限界に近ければぎっくり腰を起こす。と言うことにもなります。

重いものを持つ時もそうですが、「意識的にしっかり息を吐く」だけでも緊張や疲労がとれやすいカラダを作ることができます。

1日3分でもストレッチする

ぎっくり腰を予防するには「筋肉の代謝」を良好に保つ必要があります。

緊張した状態が続くと筋肉はかたくなり代謝も落ちてきてしまいます。

軽めの運動やストレッチを習慣化していくことで筋肉の代謝をあげて、疲労・緊張を溜めないカラダを作ることも大切です。

ぎっくり腰というと腰回りのストレッチや筋トレも大切ですが

首や肩甲骨・下半身など、腰以外の筋肉の代謝が落ちてぎっくり腰を起こすことも多いので

上の動画ようなストレッチや運動を習慣づけることが予防において大切です。

休肝日や睡眠も大切に

代謝を良好に保つという観点から、食事や睡眠などの習慣も大事になってきます。

例えばアルコールの場合、アルコールの分解はご存知のとおり「肝臓」が行っています。

この肝臓は全体の約25%もの血液が使われている(諸説あり)と言われており、それだけ普段から頑張ってくれているということです。

つまり、 アルコールの分解などで疲労はもちろん、より多くの血液を必要とするため全身の筋肉などの代謝が悪くなる。

ということに繋がっていってしまうのです。

晩酌をするにしても週に2日くらいは休肝日に当てるなどの工夫が必要になります。

また、疲労回復という意味では、睡眠も大切になります。

普段から「寝ても疲れが取れない」という方は↓こちらの記事↓も参考にしてみてください。

まとめ

ぎっくり腰は起きてからの対処としては、動きを制限したり、痛み止めなどを使いながら日常生活くらいの動き程度にとどめて安静にしておく。

ことが基本であり、症状が落ち着くまではなかなか不便な症状です。

なのでなるべく予防して・再発しないカラダ作りをしていくことが重要だよということですね。

  • ○ 慢性的な筋疲労が主な原因
  • ○ ぎっくり腰予防のキホンは生活習慣の改善
  • ○ 深呼吸を心がけて血流を悪くしないようにする
  • ○ ストレッチなどの軽い運動習慣で疲れにくい体に

などをここでは解説してきました。

深呼吸やストレッチなどはタダで出来て簡単なセルフケアなので、普段の生活に取り入れて

ぎっくり腰を起こさないようにしていきましょう〜。