コセキ鍼灸院

座ってのパソコンや事務系の作業が多い「デスクワーカー」は肩こりをしやすいですよね。

肩がこることで作業の効率が落ちたり、常に首や肩のあたりがスッキリしないので

「治したい」という方も多いと思います。

デスクワークはそもそも「肩こりを起こしやすい姿勢」での作業なので

姿勢の改善が大切になりますが、しっかり肩こりを改善させていくには、それだけでは不十分で

東洋医学的な原因(体質によるパターン)を見つけ、その対処法を実践する必要があります。

なので、ここでは

  • ● 西洋/東洋医学的視点による肩こりの「パターン」
  • ● そのパターンを改善するケアの方法

などを解説していきます。

当院でも診ることの多い症状の1つですが

何十年と苦しんで来た肩こりがほとんど気にならなくなった!

という方も多いので、参考にしてみてください

※東洋医学に関しては専門用語多めです

肩こりの原因(西洋医学的視点)

肩こりにはさまざまな原因がありますが、一般的に言われている原因と

東洋医学的な視点からみた原因を考えていきます

姿勢の問題

首・肩回りの筋肉は、普段から頭や腕を支えています。

それがデスクワークやスマホの使用時などで、長時間「同じ姿勢」の作業が続くことで

血流が悪くなり、筋肉への負荷が大きくなることで、筋肉が疲労していきます。

また、猫背やストレートネックのような姿勢でいると

呼吸が浅くなり、常に緊張状態を起こしやすく

その結果、「肩がこる」という症状が起こりやすくなります

目や耳・口との関係

顔にある「感覚器」とも関係が深いのが肩こりです。

眼精疲労や視力の問題、口内炎や虫歯、耳の症状がある場合には、肩こりを起こす可能性が高くなります

つまり目や耳・鼻などから「くる」肩こりもあるということです。

病気やストレスによるもの

自律神経の乱れによるストレスなどによっても肩こりは起こります。

また、内臓に病変があると、肩や背部のコリが強く出て

マッサージなどをしても一向に良くならないというパターンもあります。

肩こりの原因(東洋医学的視点)

東洋医学で肩こりを考えた時、主に「気滞(きたい)」「血虚(けっきょ)」という状態がカギになります

  • 気滞・・・しっかりカラダをめぐっているはずの「気」が滞る状態
  • 血虚・・・東洋医学的概念としての「血」が不足している状態

「気滞」や「血虚」が首・肩まわりで起こることで、肩こりという症状を起こすので

それがなぜ起こるのか、そのパターンを解説します

冷えによるもの

寒くなったり、冷えると「カラダが固まる」ような感じを受けると思います。

実際、冷えることで筋肉が緊張し、血流や気の流れも悪くなりやすいので

冷え体質の場合は「こり」や「痛み」などの気滞による症状を起こしやすくなります。

冷えに関しては以下の記事も参考にしてみてください

「臓腑・経絡」の異常

東洋医学における臓腑や経絡というものに異常があると、気滞や血虚を起こしやすくなります。

デスクワークのような座り仕事が続くと、膀胱や胃腸(とその経絡)に負荷がかかりやすいです。

例えば(※中級者以上向け)

  • ・下半身を動かさないため気が「上逆」、上部で滞りやすい
  • ・PCなどの凝視で「肝血」を消耗しやすい
  • ・姿勢などから、呼吸が浅くなり消化不良などを起こしやすい

その結果、気がうまく流れなかったり、血が不足するということになっていき、肩こりを起こすことも多くなります。

栄養的な問題

筋肉の疲労の回復には「ビタミン・ミネラル」類が大きく関わります。

普段から栄養が偏りがちだと、筋肉の回復が遅れるのもそうですし

「血」を作り出す、腸の働きも鈍ってくるため、気滞や血虚も起こしやすくなります。

肩こりを予防・改善するケアの方法

ここまで書いたパターンはほんの一例ですが、肩こりを訴える方によく見られる問題です。

これらの原因への対処法として、ストレッチやツボなどを紹介していきます。

※効果には個人差があり、基本的には継続しないと効果を感じにくいです

肩こり予防のストレッチ

肩こり解消のためには、まずは「動かす」ことが大切になります。

特に、肩周りのストレッチや、デスクワークで動かすことの少ない下半身の筋トレが効果的です。

以下の動画などを参考にしてみてください

ちなみに以下の筋トレ動画は、私もお世話になってる一人です。

肩こり解消の「ツボ」の一例

承山(しょうざん)

腎、膀胱経の症状に承山

● 場所:

ふくらはぎの中央あたり

● メモ:

肩周りに繋がっている「経絡」のツボの1つで、気滞や筋肉症状に効果的です。

ここをゆっくり、少し指がめり込むくらい押すと効きやすくなります。

このツボが痛い!という場合、寝不足や運動不足など、生活習慣が悪い可能性も高いです。

合谷(ごうこく)

気滞にも効果的なツボ、合谷

● 場所:

手の親指と人差し指の付け根(水かき)のあたり

● メモ:

気滞に対してとても効果的なツボです。

肩こり以外にも頭痛やイライラしやすいなどがある方には特にオススメ

やや強めで、グーっとゆっくり押してあげると効きやすいです。

関元(かんげん)

下半身の諸症状に有効な関元

● 場所:

へそから指4本分下の辺り

● メモ:

肩周りに気滞してしまう原因となる、「腎」や「腸」関係に効果的なツボです。

ここは押すのも良いですが、「お灸」で温めてあげるのがより効果を発揮しやすいです。

お灸に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。

栄養面のケア

糖類の摂りすぎは、神経伝達や血液循環にたいして悪影響が多いです。

また、糖類の代謝にもビタミン・ミネラルが使われているため

栄養が偏る、お菓子やジュース・加工品ばかりの食生活を続けると

ビタミン・ミネラル不足により、肩こり以外にも様々な症状を起こす原因になります。

「バランスの良い食事」を心がけ、不足しがちな栄養素はサプリメントで。というのもアリ

まとめ

デスクワークの方は特に作業環境から肩こりを起こしやすいです。

なるべく「猫背」や「ストレートネック」のような姿勢にならないようにして作業をするのがまずは一番ですが

それだけでなく、「肩こりが治る」カラダを作って、ケアしていくことも大切です。

本記事にある内容を実践するだけでも変わってくるので、習慣づけてみてください。

小さいお子さんがいるママさんたちにとって、夜にちゃんと寝れるかどうか。は大きな問題ですよね。

夜泣きやヒステリーみたいになる子供をあやすので疲れてしまって、仕事や家事が手につかなかったり

あまり長く続くと子供の世話をするのもイヤになったりするかもしれません。

また、原因がハッキリしないというのもストレスになっちゃう理由の1つかなと思います。

もし、子どもの夜泣きでお悩みなのであれば、小児鍼(しょうにしん、しょうにはり)をオススメします

  • ● 夜泣きの原因と小児鍼がオススメな理由
  • ● 小児鍼に必要なもの
  • ● 誰でもできる小児鍼のやり方

などをこの記事では解説しています。

うちでも現在2歳の息子が、乳児期から何度か夜泣きやかん虫を起こすことがあり、その度に小児鍼をしていますが

その後数日〜しばらく忘れている。くらいの期間 ひどい症状も起きず、母子ともにスヤスヤな夜を過ごしています。

やり方を覚えれば、今日からすぐ試せるお手軽なセルフケアなので覚えておいても損はないと思いますよ〜

夜泣きはナゼ起こる?

夜泣きは原因がハッキリしておらず、子どもが寝るときの環境や自身の体に違和感を感じていたり

睡眠サイクルがそもそも不安定だったり。という説が有力です。

■ 夜泣きの原因

日中の刺激や興奮で夜中に夢を見るのではないかとか、睡眠のリズムが掴めず、体内時計が狂ってしまうのではないかなどの説があり、

はっきり分からないことが多いが、発達の一段階であると考えられている。

数か月続いた夜泣きが、歩けるようになった途端に直るというケースもある。

wikipedia

夜泣きを東洋医学で考えたとき、子どもというのは「気」が大人と比べて旺盛で

その余りある気がうまく巡らないことで、夜泣きやかん虫が起きる。と考えられています。

この「気」を正常に巡らせてあげることで症状を改善できるということになります。

子どものうちは「気」の調整が上手くできなくて色んな症状が起こるよ

小児鍼は、子どものまだまだ未熟な体に合わせた「鍼灸療法」の1つで

早く・簡単にできる上、気を安定させられて、安全性にも考慮してある方法です。

素人でも簡単に、すぐに出来るので、忙しいママさん達にもオススメしています。

準備するもの

小児鍼は「特別な用意をしなくてもできる」方法ではありますが

小児鍼専用の鍼(ハリ)で施術してもらうとより効果が高まります

治療院で受けるようなレベルでやりたい場合は以下のものを用意してください

  • ● 小児鍼用のハリ(道具)
  • ● タオルなどの拭くもの

小児鍼は専門の道具を使わなくてもご家庭にあるもので代用できます

初めて挑戦する!という方は、「スプーンなどの先の丸い物」で。

何回かやって慣れたら、「フォーク」のようにちょっと先の尖っている物

などでもOKです。(金属製の方が良い)

なんか食器はイヤだな。という場合

当院では「てい鍼」という刺さない鍼で行いますが

誰でも使いやすい「ローラー鍼」や「イチョウ鍼(カッサ)」がオススメです。

小児鍼のやり方・手順

やり方も簡単ですが、子どもとのスキンシップも小児鍼では大事になります。

無理にじっとさせる必要はないので、「くすぐって遊ぶ」くらいの感覚でやってみてください〜

寝せるか座らせて行う

子どもが楽な姿勢で行ってください。抱っこしながらでもOKです。

※立ったままするとフラつくことがあります

初めてやる場合、する方もされる方も緊張することがありますが、気楽にやりましょう

頭のテッペンから下に向かってなでる

基本的には頭のテッペンからお腹、背中を、「下に向かって」なでてあげます。

手足は付け根から指先に向かってなでるようにします。

お腹の調子が悪い子の場合は、おへそを中心に「時計回り」になでます。

鍼(ハリ)などの物をイヤがる・怖がる場合は、慣れるまでは手でも大丈夫です。

  • ・ 頭や背中は、上から下に
  • ・ お腹は上から下または時計回りに
  • ・ 手足は指先に向かって

やめるタイミング

子どもが飽きてきたり、寝たり、肌がジワっと汗ばんできたら終了です。

さいごに手で軽く、同じように頭のテッペンから下になでであげると、より落ち着きます。

文字じゃわかりにくい・・・。という場合は以下の動画などもご参考にしてください〜

まとめ

小児鍼は、自宅にあるもので代用できて、子どもの夜泣きやヒステリーなどの症状に効果がある、お手軽なセルフケア方法です。

自宅で簡単に出来ますし、親子のスキンシップにもなるので

最近夜泣きがヒドくて・・・という方は何度か試してみると良いかもしれませんよ〜。

夏でも寒い。冷え性を解決するには

夏の時期でみんなが暑いと言っているのに、自分だけ手足が冷たかったり

エアコンを周りの人たちに合わせると寒くて耐えられない。

寒くてよくお腹を下したり、カラダが緊張しているせいか頭痛や肩こりが常にする。

そんなお悩みをお持ちかもしれません。

冷えは東洋医学では基本的に「陰」(東洋医学の考え方のベースに「陰と陽」というものがあります)という枠のもので

  • 反対の性質を持つ「陽」が少なくなる = 陽虚
  • 「陰」が増えすぎてしまう = 陰実

などによって「冷え」という症状が起こります。

いつも冷えを感じていて、夏でも寒く感じる。 という方はこのどちらかのパターンのことが多いですが

このパターンになる原因を知り、対処法を実践することで冷え性を解消・予防していくことが可能です。

※東洋医学的な説明の都合上、ちょっと前置きが長くなるので「早く解決方法教えろ」と言う方は ここまで 飛んで読んでみてくださいね。

普段からエアコンの風が直接当たるところに居ない、厚着をする。

などの対処はもちろんですが、体質から改善させていくことで、冷えが原因の病気などの予防も可能になります。

当院 でも治療で使っているツボなどを交えて

東洋医学を知らない方でもなるべくわかりやすく

冷え性の予防と改善方法について解説していきたいと思います。

冷え性とは

冷え性のメカニズム

※本記事では「冷え性(または冷え症)」の表記は「冷え性」とします。

カラダが温まらずに常に冷えた感じがする。という症状が冷え性の特徴で、手足などの末梢部分に出やすいです。

冷え性は医学的にはちゃんとした定義がなく、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれるものになります。

つまり病気とは言えない。ということなので、当然ながら治療法というものも確立されていません。

体温の調整などは無意識に行われていて

暑いときに汗をかいたり、寒い時には震えて熱を生み出そうとする働きが人体にはあります。

この体温調節などに大きく関係するのが 「自律神経」 というもので

興奮・緊張状態とリラックス状態のバランスを取っています。

寒い時などは緊張状態のことが多く、冷え性も、(筋肉もかたくなるので)肩こりなどの症状も起こりやすくなると言えます

自律神経が働くことで血流もコントロールしているわけですが

血流が悪くなることで「冷えを感じる」 ということが起きます。

ホルモンバランスなどの影響で自律神経のバランスが乱れると、冷え性が起こると言われています。

冷え性は自律神経の乱れによる血行障害で起こる(可能性がある)ってことだね

冷えは万病のもと

冷え性自体は、直接命に関わる!ってことはあまりないのですが

昔から「冷えは万病のもと」なんて風に言われるように、 決して軽視できる症状ではないよね。というのが東洋医学サイドの考え方です。

というのも、冷え性の方の多くは、便秘・下痢・肩こり・頭痛・腰痛などなどの症状を一緒に起こしていることが多いです。

冷え性が続いているということは血流が悪い状態が続いている。

ということになるので、 手足が冷たい。だったのが気づかぬうちに全身にも影響を与える可能性が高くなります。

冷え性を放置していたことでもっとヒドイ状態になることもある ということです。

東洋医学的な捉えかた

冒頭のあたりで述べたように東洋医学には「陰と陽」という概念があり、 それのバランスを保つことが健康には欠かせません。

冷えというのは陰陽で言うところの「陰」になります。

プラス(陽)とマイナス(陰)くらいのイメージでオッケー

夏の時期の日常生活の範囲で、陰陽のバランスが取れているのならば冷え性のような症状はあまり起こりませんが

「陰」の方にバランスが偏りすぎてしまうと、手足だけでなくカラダ全体的に冷えや寒さを感じる という症状が起きてきます。

陰に偏ってしまうのには大きく2パターンあり、陰そのものが多い(陰実)のと、陽が少なくなる(陽虚)パターンが存在します。

どちらにせよ、陰陽のバランスを取っていくことによって夏でも寒い・・・と感じるような冷え性も解消されていくことが可能です。

冷え性を撃退する方法

陰陽のバランスを取る

既に冷え性で悩まれているような方は、何度も言うように「陰」に偏っている場合が多いです。

なのでバランスを取るためには「陽を増やすか、陰を減らしていく」必要があるよ。ということをイメージしていきましょう。

また、逆のこと、陽を減らす・陰を増やす行動はなるべく取らないようにしていく必要もあります。

東洋医学的な考え方はややこしいけど、覚えておくと体質改善が早まるよー

陽を補い冷え性を解消&予防する方法

前置きがながーくなりました。

冷え性を解消するためには、「陽を補う」ことで陰陽のバランスを取ること が基本的な考え方となります。

簡単に言えば「温める・代謝を良くする」ということですが、カラダの陽を補う方法には以下のようなものがあります。

日光を浴びる

陽を補う方法で最も簡単な(と個人的に思っている)のが「日光を浴びる」ことです。

もちろん夏の時期は熱中症に注意しながら。

日の当たらない屋内にばかり居ると「陽」も不足しがちになります。

冷え性だけでなく自律神経的にも乱れやすくなるので、たまに日光浴などをするのも大切です。

腸内環境を良好に保つ

(だいぶ割愛して、語弊のある言い方にはなりますが・・・)「陽」を作っているのは「腸」です。

腸では食べたものを消化吸収して、それをカラダに栄養として巡らせています。

ストレスや食習慣などで 腸内環境を悪くするとカラダの陽が不足しやすくなる ので注意が必要です。

    【腸内環境に関係する食べ物等の例】

  • ○ 海藻・豆類など食物繊維が豊富なもの
  • ○ ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食べ物
  • ○ 味噌などの発酵食品
  • × ファストフードやコンビニの食品
  • × ジュース・菓子全般
  • × アルコール・タバコ・ストレス
8つの厳選成分で内側から身体環境を整える【 おなか革命 】

腸内環境が気になる方はこちらもおすすめ

実は「陽」を補う食べ物と、腸内環境に良い食べ物は結構似ているんだ

軽めの運動をする

女性は男性に比べて冷え性が多い傾向にあります。その一因が、女性は男性と比べて 「筋肉量が少ない」 ということです。

筋肉量が少ないということは代謝も悪くなりやすい=「陽」が作られにくい。という風に考えられるので

筋トレで筋肉量を増やしたり、軽めの有酸素運動などをして筋肉の代謝を上げることも大切です。

「ツボ」で活性化する

上記のことをやっても効果があまりない場合、体質的に冷えがこびりついていたり、陽を生みにくい可能性もあります。

そういう方は上記のことにプラスして、 ツボの刺激などで「より効率良く」陽を作るようにしたほうが良いです。

いくつか陽を補うのに効果的なツボをご紹介します。

足三里(あしさんり)

陽気を補うツボ 足三里

● 場所:

膝の皿すぐ下に人差し指が来るように、指をそろえて手を当てたときの小指の辺り。 骨(脛骨)の外側(足の小指側)

● メモ:

「陽」に深く関係するツボでカラダ全体を温める効果があります。手足だけでなく全体的に寒がりな方により効果的

三陰交(さんいんこう)

陽気を補うツボ 足三里

● 場所:

足の内くるぶしの頂点に小指を当てておいた時の人差し指の辺り

● メモ:

冷え性なのに頭や顔が熱い。冷えのぼせ症状や、生理(月経)不順などにも効果的。

温補のツボ 三陰交

関元(かんげん)

気を生み出す 関元

● 場所:

へそから指4本分下の辺り

● メモ:

腸にも関係していて、冷えがお腹にくる方や、長い間冷え性と戦っている方、生活習慣の悪い方などにおすすめです。

婦人科疾患でも良く使うツボでここを冷やさないように注意するだけでも、冷え性の予防になります。

などのツボに、 ドラッグストアなどで売っているお灸を3回くらいやるのも、陽を補うのに効果的です。

ドラッグストアで売っている「せんねん灸」のような物よりもちょっと本格的で、効果も高いお灸をしたい。

という場合は以下の記事も参考にしてください。

お灸をする際は火傷や火事にご注意ください。

なお効果は個人差があり当方では責任を負えませんので自己責任でやってください

また、冷え性には漢方も効果的なので、お近くで漢方を扱う病院や漢方の専門家がいるなら相談するのもアリです。

まとめ

夏でも寒さを感じてしまう冷え性の方は

エアコンの風の直撃を避けたり、カイロを持ち歩いてカラダを冷やさないようにする防寒対策はもちろん

ここで書いたような予防法と解消法を心がけてもらうことで、 体質そのものから冷え性を撃退できるようになっていきます。

  • ● 日光を浴びるなどで気分にもカラダにも「陽気」を
  • ● 腸内環境を良好に保つ食生活を心がける
  • ● できれば筋トレも交えて、有酸素運動をする
  • ● ツボや漢方をうまく使って体質から変えていく

などの内容をお伝えしました。自分にできる範囲からで良いので、冷え性改善に向けて試してみてくださいねー。

睡眠の質を上げて朝スッキリ起きる方法

この記事を読んでいるあなたは

  • ● ちゃんと寝ているはずなのに疲れ・眠気が取れない
  • ● 寝覚めが悪くエンジンのかかりが遅い
  • ● 朝起きたときに首や肩などに痛みが出る

などがあって、朝「スッキリしない」と感じているかもしれません。

朝からスッキリしないと仕事や勉強なども手につかず、周囲の人たちにも迷惑がかかるかなと思ったりもしますよね。

事実、2021年の厚労省の調査では、3人に1人以上、34.7%の方が「睡眠全体の質に満足できなかった」そうなので

「睡眠」に関してお悩みの方は多いです。

(参照: 令和3年度 健康実態調査結果の報告 – 厚生労働省 )

そういった睡眠のお悩みを解決して、朝スッキリ起きるためには「睡眠の質」について見直す必要があるかもしれません。

私も朝が弱くて、学生時代は遅刻してばっかりだったり、社会人になってからも朝のうちは仕事に集中できないタイプでした。

ですが、睡眠の質を下げる原因を知って、その対策をすることで、朝スッキリしない状態を改善しています。

ここでは、そんな私の体験談やライトな東洋医学も交えながら、原因と対策方法などを解説していきます。

お悩み解決の手助けになれば幸いです。

睡眠の質が下がる原因

朝スッキリ起きれないのは睡眠の質が下がっているから

しっかり睡眠を取っているにもかかわらず朝スッキリしないということは

睡眠の質が悪い。ということが考えられます。

睡眠の質が下がる原因は

  • ○ 内・・・食事や寝る前後などの生活習慣
  • ○ 外・・・睡眠時の寝室の環境など

の「内と外」に大きく分けられます。

これらの原因として多いパターンを知って、少しずつでも対策をしていけば睡眠の質を改善することに繋がっていきます。

睡眠の質を下げる3つの悪習慣

寝るのに適していない環境

睡眠の質が下がる寝室環境とは?

寝るのには適していない場所や環境で普段から寝ているのであれば、睡眠の質が下がってしまいます。

寝室の環境には「音・光・温度」などが関係してきます。

寝ようとするときに周囲がうるさかったり、寒すぎたり、暑すぎたりすれば当然、睡眠の妨げになってしまいますよね。

また、人間には「明るいうちは活動的に、暗くなると休息モードになる」

サーカディアンリズム(いわゆる体内時計)というものがあります。

寝ようとするときだけでなく、睡眠中でも明るすぎる環境は質を下げてしまう原因になってしまいます。

コセキ鍼灸院

うるさい・暑い・寒い・明るい状況ではゆっくり眠れないよねー

寝る前に〇〇する

寝る前にスマホやTVなどの明るい画面を見続けるというのもよくありません。

また、(ちょっと細かい部分ですが)頭の近くにスマホを置いたまま寝る。というのもやめたほうが良いです。

スマホなどの電磁波によって、 質の良い睡眠時に見られる脳波が乱される可能性があるからです。

寝る寸前に食事やアルコールを摂るのも、睡眠の質を下げる大きな原因です。

本来、眠っている間はカラダや脳の回復をしています。

しかし、その回復タイムを、食べたものの消化やアルコールの分解ばかりに使ってしまうと

朝起きたときに疲労や痛みを感じる原因にもなってしまいます。

  • × スマホやTV、ゲームなどを見る・やる
  • × 携帯電話・スマホなどの電波を発する機器を枕元に置く
  • × 食事をしてすぐ寝る、寝酒をする

スマホは、寝る時はカラダから1m〜1.5mくらい離した方が良いらしいよ

腸内環境を悪くする

腸内環境も睡眠の質と関係してきます。

サーカディアンリズム を腸内細菌がコントロールしている。という研究結果もあり、腸内環境が悪くなれば体内時計が狂うとされています。

また、東洋医学では腸から「気」が生まれるとされていて、気が足りなくなると

「気虚」という、代謝・体力が低下し、慢性的な倦怠感などの、「スッキリしない」原因に なってしまいます。

睡眠の質を上げて朝からスッキリする5つのポイント

睡眠の質を上げるポイント

寝室の環境を整える

個人差もありますが室温は20℃前後、音は30dB(図書館の中よりちょっと静かな程度)以下が理想とされています。

部屋の明るさは、できるだけ真っ暗にするのが理想的です。

真っ暗にするのが苦手な方はやや暗めの間接照明などを利用するのがおすすめです。

また、朝は陽の光を浴びて起きるのが理想ですが、季節や環境によって難しい場合は

照明のタイマーを起床時間の30分前くらいからセットしておくのもアリです。

寝る前の悪習慣をひかえる

お仕事のスタイルによっては寝る前ギリギリに食事をする場合もあるかもしれませんが、なるべくなら寝る2時間前までには済ませておくのがベストです。

スマホやゲームなどは寝る1時間前まで。がベストと言われています。

※(私もそうでしたが)どうしても習慣で・・・という場合はなるべく画面を暗くする。という工夫が必要です。

食事内容に注意する

睡眠の質を上げるための食事は腸内環境をよくする物を積極的に摂って、悪くするものを控えることに尽きます。

    【腸内環境に関係する食べ物等の例】

  • ○ 海藻・豆類など食物繊維が豊富なもの
  • ○ ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食べ物
  • ○ 味噌などの発酵食品
  • × ファストフードやコンビニの食品
  • × ジュース・菓子全般
  • × アルコール・タバコ・ストレス

適度な運動もアリ

軽めの有酸素運動はストレス解消効果もある

起きている間にある程度の体を動かしている方が、寝つきも睡眠時もぐっすり眠ることができます。

年齢や運動習慣のあるなしで、「適度」のレベルは変わりますが

「1時間程度の軽めの有酸素運動」が睡眠の質を上げるのにおすすめです。

また、朝起きてから「ラジオ体操」や「1分くらい足踏み」をすると、朝もスッキリしやすくなります。

ストレスも腸内環境の悪化や睡眠の質を下げる原因ですが、 軽めの運動にはストレス解消効果もあるのでぜひ取り入れたい習慣ですね。

寝やすい、起きやすい環境を作って、生活習慣に気をつけることが大事だね。

質を改善する寝具を使う

とは言ってもなかなか環境や習慣を変えるのは難しい・・・。

という場合は寝具を変えて「手っ取り早く睡眠の質を上げちゃう」という方法もあります。

「自分に合った」寝具というのももちろん大切ですが、朝スッキリ起きるため

睡眠の質を上げよう!と思うのであれば「正しい姿勢で寝る」ことも大事です。

当院では施術(プラス自分で使う用)に 【Cure:Re THE MAKURA】 というものを使っています。

枕にしてはお値段高めですし、やや硬めで慣れるまで1週間くらい私はかかりましたが

これで寝ているだけで、(施術をする場合、外せないポイントである)

頭・首・肩を『整体してくれる』という枕です。

いろんな枕(トゥルー○イーパーやらオーダー枕やら)を試してもイマイチで

信用ゼロの私でもコレすごいわ!と思ったというのが素直な感想です。

頭〜肩を整えることで呼吸が改善するため、睡眠時の疲労回復効果がUPします。

(実は施術の間の1時間ほど寝るだけでもかなりスッキリする)

効果には個人差があるでしょうが、 当院 の患者さん達からは、この枕を購入し使いだしてから

疲れが取れて仕事がはかどるようになった!

首・肩こりがしなくなった!

ずっと停滞してた体重が落ちるようになった!

という意見が多く寄せられています

もしいろいろ試してみてるけど、朝スッキリ起きれない。朝起きると首や肩が痛い。という方は

この ゴッドハンド整体師の作った『整体枕』 を使ってみるのも良いかもしれませんよ。

まとめ

朝スッキリ起きるためには睡眠の質を下げる習慣や環境をなるべく避け、睡眠の質を改善していくことが大切です。

  • ● 寝室の環境や寝る前の習慣を見直す
  • ● 腸内環境を良好に維持する食習慣を心がける
  • ● 適度な運動の習慣も大切
  • ● 手っ取り早く睡眠の質を上げるなら寝具に頼るのもアリ

といった内容をお伝えしてきました。

習慣を変えるには3週間かかるという説もあるので、朝スッキリ起きるために出来ることは今日から取り組んでみてくださいね

『THE MAKURA』商品ページは上の画像をクリック

夏の時期は暑さによる熱中症や夏バテなども気を付けなければいけませんが

特にお子さんがいるご家庭ではこの「手足口病」にも注意が必要です。

  • 手や足、口などにかゆみを伴う水疱ができる
  • こどもは食欲がなくなったり、不機嫌になる
  • 発熱がある場合も(40℃を超えることはあまりない)

などの症状があり、そのような症状が出ている場合は手足口病の可能性が高いです。

手足口病は医療機関で診てもらいながら、しっかり療養していれば基本的にそこまで心配する必要のない「夏によくみられる感染症」です。

今回は、子供はもちろん大人も気をつけたい、手足口病の予防と対処法について軽くまとめていきます。

手足口病の特徴

手足口病の原因

ヘルパンギーナや手足口病は エンテロウイルス コクサッキーウイルス という、ウイルス感染によって起こります。

複数のウイルスによって起こるため何度もかかってしまう可能性があります。

これらのウイルスは温暖な気候が好きなため、夏場に最も感染が拡大する傾向にあります。

ヘルパンギーナやプール熱などと合わせて、こどもの夏風邪として有名です。

潜伏期間が3〜6日程度あり、手足や口の周り・口内に小さな水疱ができ、発熱などの症状が見られます。

かかりやすいのは6歳以下のこども達ですが、大人でもかかることがあります。

ほとんどは予後良好(勝手に治っていく)ですが、まれに「髄膜炎」などを起こすことがあるので医療機関で診てもらう方が安心です。

髄膜炎

髄膜炎(ずいまくえん、英語: Meningitis)とは、髄膜(脳および脊髄を覆う保護膜)に炎症が生じた状態である。脳膜炎、脳脊髄膜炎ともいう。

症状は頭痛、項部硬直であり、発熱や錯乱、変性意識状態、嘔吐、光を嫌がる(羞明)、騒音に耐えられなくなる(音恐怖)などといった症状を伴う。

また、ビオー呼吸と呼ばれる、間欠的に無呼吸の時間が現れる特殊な呼吸の状態が一時的に見られる場合もある。

小児例では不機嫌や傾眠などの非特異的症状が目立つものの、大泉門が閉鎖していない場合は膨らむことがある。

wikipedia

感染ルート

手足口病の感染ルートは

くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する「飛沫感染」と、

唾液や鼻水がついた手で触った物などを経由して感染する「接触感染」がほとんどですが

しばらくの間(2〜4週間)ウイルスが残っていて、便からも排泄されるため、おむつ交換で汚れた手などを介しても感染が拡大していきます。

対処と予防

対処法について

手足口病になってしまった場合、基本的にウイルス性の感染症は「治療薬」というものはありません。

つまり解熱剤や鎮痛剤などを処方してもらいつつ、脱水などに注意して自然に治るのを待つしかありません。

それでもこどもが、かゆみや熱で不機嫌になったり、夜寝れないなどの症状は、東洋医学でいくらか軽減できる可能性があります。

数日でおさまることが多い手足口病ですが、もしそういう症状が気になる場合は以下の方法もお試しください。

また「栄養のあるもの食べさせなきゃ!」と、ツライ状態のお子さんに頑張って食事をあげる方も多いですが

口に症状がある場合などは食べ物の刺激で痛みが出ることも多いので、刺激物や固形物を避けてゼリーなどの食べやすいものの方が良いです。

予防について

感染を予防するためには「マスク着用・うがい・手洗い」を心がけることが大切です

また、日頃から免疫力を下げてしまう行動をしないような注意も大切です。

お菓子・ジュース類の摂りすぎや、エアコンでカラダを冷やしたり、夜更かしを続けている

などをしていれば、こういった感染症にもかかりやすくなってしまいます。

まとめ

子どもたちがよくかかり感染力も非常に強い手足口病は、活動が盛んになる夏場には特に注意が必要な病気です。

  • ○ 治療薬がないので予防が大切
  • ○ マスク着用、手洗い・うがいはこまめに
  • ○ 生活習慣などで免疫力を下げないように心がける

などが特徴・治療・予防のポイントとしてあげられます。

ウイルスには日々感染していますが、バリアとしての免疫力が弱くなった時に症状が起こります。

なるべく免疫力自体を下げないような生活習慣も心がけ、感染対策もしっかりと行うとなお良いでしょう。

ぎっくり腰を予防する方法
  • ● ぎっくり腰の対処法の基本
  • ● なんで頻繁にぎっくり腰をやっちゃうのか
  • ● 簡単&タダでできる予防法

重たいものを持ち上げた時、また特別思い当たるようなことをしていなくても急に腰に激痛が走る「ぎっくり腰」

やっちゃうと数日動くのも大変で、病院に行って痛み止めをもらってくるのも一苦労だったりしますよね・・・。

「クセになる」ことも多く、腰を気にして動くせいで姿勢が悪くなったり。その結果また別のところが痛くなったり・・・と厄介な症状です。

そんなぎっくり腰をしっかりと「予防」していくためには 生活習慣の見直しが必要になります。

本記事ではぎっくり腰の「予防法」についてを主に解説します

多い時は年10回近くぎっくり腰をしてたのにほぼゼロになった!という当院の患者さんもいるので

よくぎっくり腰をする方には参考にしてもらえればと思います。

ぎっくり腰になっちゃったら

ぎっくり腰になってしまった場合、早く治したい!というお気持ちは分かるんですが・・・。

ご自身でできることは基本的に「無理せず安静する」ことくらいしかありません。

症状の程度にもよりますが、痛みが引くまでの間(数日〜2週間ほど)は重たいものを持ったり、急激な動作は控える方が良いでしょう。

対処法の基本

そうは言っても、仕事もあるし、なるべく早く動けるようになりたい。といった場合

  • ● 痛み止め配合の湿布をしたり、痛み止めを服用する
  • ● 局所のツボ(圧痛のある場所など)を刺激する
  • ● コルセットやサポーターをして痛みが出る動きをしないように制限する

などの方法で処置することになります。

炎症をおこしている場合「速攻で治る」みたいなことはまずありませんが

この場合は基本的に1〜2日は患部を「冷やす」ようにして、その後は「温める」ようにしていきます。

安静とは言っても、無理しない程度でなるべく動いた方が治りは早いという研究結果もあるよ

なお、転倒時に捻った、足のしびれがある。どんどん(3日くらい経過しても)痛みが増している

のような場合にはケガやヘルニア、病気が隠れているなどの可能性も高いので、医療機関で診てもらう方が確実です。

ぎっくり腰がクセになるのはナゼ?

ぎっくり腰は一度起こしてしまうと、一般的に「クセになりやすい」とも言われていますが

それはぎっくり腰のほとんどは生活習慣によって起こるからです。

その場の痛みが引いたからと、同じような習慣を続けると

普段の動きに注意したり、サポーターをつけたりしていても「なる時はなる」のでクセになってしまうという訳ですね。

例えばシップも予防目的で長期間つけていると、血流を悪くして筋肉を硬くしてしまって、ぎっくり腰を何度もする理由となってしまいます。

その上、腰を無意識にかばうことで、バランスを崩して他の部位に症状を起こすことも多々あるので

ぎっくり腰にならないような根本的な対策が必要です。

ぎっくり腰の原因は筋肉の慢性的な疲労・緊張

重たいものを持ち上げたり、転んだ・ぶつけたなど

原因がハッキリしているような腰痛は、過度の力が加わって筋肉・靭帯・骨などにダメージを受けることで起こります。

しかし、何回もぎっくり腰を繰り返す場合は、

腰のまわりの筋肉が慢性的に疲労していたり緊張状態を続けすぎてしまっている可能性が高いです。

疲労や緊張が抜けていないと、筋肉がかたくなり、ちょっとの動作でもぎっくり腰を起こしてしまいます。

特に肉体労働の方や、重いものをよく扱う方は、筋肉の緊張を緩和し疲労を溜めすぎないようにする必要があります。

疲労・緊張を解消できない生活習慣

普段の生活習慣によって疲労を溜めすぎてしまうというパターンも多く見られます。

例えば

  • × 長い時間おなじ姿勢を続けている
  • × ほとんど運動もしない
  • × 睡眠時間を取れていない
  • × アルコールやタバコを毎日摂る
  • × 甘いものが好きで3食以外にもよく食べる

などの習慣は疲労や緊張を悪化させる原因になるので、できるだけ避けた方が良いです。

反対にこれらを改善していくだけでも、ぎっくり腰を予防していくことが可能です。

この辺りは生活習慣病のほとんどに共通するから気を付けたいね!

ぎっくり腰の再発を防ぐ簡単な方法

深呼吸をこまめにする

筋肉は、基本的には息を吸う時には緊張し、息を吐く時にゆるみます。

呼吸は、体の緊張・リラックスというものにも深く関係性があり、運動や筋トレを行う際に呼吸がうまく出来ていないと効果が下がることも。

普段からストレスなどで緊張していると「呼吸が浅く」なっているのでその分、筋肉も緊張していて疲労も溜まりやすくなります。

なので 深呼吸をして、しっかり息を吐くだけでも筋肉の過緊張や、それによる疲労も取れやすくなるのです。

重たいものを持つ時は、意識しないと「息を止めて」持ち上げようとするかと思います。

つまり緊張した状態で動いているので、この時点で緊張や疲労が限界に近ければぎっくり腰を起こす。と言うことにもなります。

重いものを持つ時もそうですが、「意識的にしっかり息を吐く」だけでも緊張や疲労がとれやすいカラダを作ることができます。

1日3分でもストレッチする

ぎっくり腰を予防するには「筋肉の代謝」を良好に保つ必要があります。

緊張した状態が続くと筋肉はかたくなり代謝も落ちてきてしまいます。

軽めの運動やストレッチを習慣化していくことで筋肉の代謝をあげて、疲労・緊張を溜めないカラダを作ることも大切です。

ぎっくり腰というと腰回りのストレッチや筋トレも大切ですが

首や肩甲骨・下半身など、腰以外の筋肉の代謝が落ちてぎっくり腰を起こすことも多いので

上の動画ようなストレッチや運動を習慣づけることが予防において大切です。

休肝日や睡眠も大切に

代謝を良好に保つという観点から、食事や睡眠などの習慣も大事になってきます。

例えばアルコールの場合、アルコールの分解はご存知のとおり「肝臓」が行っています。

この肝臓は全体の約25%もの血液が使われている(諸説あり)と言われており、それだけ普段から頑張ってくれているということです。

つまり、 アルコールの分解などで疲労はもちろん、より多くの血液を必要とするため全身の筋肉などの代謝が悪くなる。

ということに繋がっていってしまうのです。

晩酌をするにしても週に2日くらいは休肝日に当てるなどの工夫が必要になります。

また、疲労回復という意味では、睡眠も大切になります。

普段から「寝ても疲れが取れない」という方は↓こちらの記事↓も参考にしてみてください。

まとめ

ぎっくり腰は起きてからの対処としては、動きを制限したり、痛み止めなどを使いながら日常生活くらいの動き程度にとどめて安静にしておく。

ことが基本であり、症状が落ち着くまではなかなか不便な症状です。

なのでなるべく予防して・再発しないカラダ作りをしていくことが重要だよということですね。

  • ○ 慢性的な筋疲労が主な原因
  • ○ ぎっくり腰予防のキホンは生活習慣の改善
  • ○ 深呼吸を心がけて血流を悪くしないようにする
  • ○ ストレッチなどの軽い運動習慣で疲れにくい体に

などをここでは解説してきました。

深呼吸やストレッチなどはタダで出来て簡単なセルフケアなので、普段の生活に取り入れて

ぎっくり腰を起こさないようにしていきましょう〜。