ゆっくり寝たい・・・原因のハッキリしない「子どもの夜泣き」を小児鍼で解消!

小さいお子さんがいるママさんたちにとって、夜にちゃんと寝れるかどうか。は大きな問題ですよね。

夜泣きやヒステリーみたいになる子供をあやすので疲れてしまって、仕事や家事が手につかなかったり

あまり長く続くと子供の世話をするのもイヤになったりするかもしれません。

また、原因がハッキリしないというのもストレスになっちゃう理由の1つかなと思います。

もし、子どもの夜泣きでお悩みなのであれば、小児鍼(しょうにしん、しょうにはり)をオススメします

  • ● 夜泣きの原因と小児鍼がオススメな理由
  • ● 小児鍼に必要なもの
  • ● 誰でもできる小児鍼のやり方

などをこの記事では解説しています。

うちでも現在2歳の息子が、乳児期から何度か夜泣きやかん虫を起こすことがあり、その度に小児鍼をしていますが

その後数日〜しばらく忘れている。くらいの期間 ひどい症状も起きず、母子ともにスヤスヤな夜を過ごしています。

やり方を覚えれば、今日からすぐ試せるお手軽なセルフケアなので覚えておいても損はないと思いますよ〜

夜泣きはナゼ起こる?

夜泣きは原因がハッキリしておらず、子どもが寝るときの環境や自身の体に違和感を感じていたり

睡眠サイクルがそもそも不安定だったり。という説が有力です。

■ 夜泣きの原因

日中の刺激や興奮で夜中に夢を見るのではないかとか、睡眠のリズムが掴めず、体内時計が狂ってしまうのではないかなどの説があり、

はっきり分からないことが多いが、発達の一段階であると考えられている。

数か月続いた夜泣きが、歩けるようになった途端に直るというケースもある。

wikipedia

夜泣きを東洋医学で考えたとき、子どもというのは「気」が大人と比べて旺盛で

その余りある気がうまく巡らないことで、夜泣きやかん虫が起きる。と考えられています。

この「気」を正常に巡らせてあげることで症状を改善できるということになります。

子どものうちは「気」の調整が上手くできなくて色んな症状が起こるよ

小児鍼は、子どものまだまだ未熟な体に合わせた「鍼灸療法」の1つで

早く・簡単にできる上、気を安定させられて、安全性にも考慮してある方法です。

素人でも簡単に、すぐに出来るので、忙しいママさん達にもオススメしています。

準備するもの

小児鍼は「特別な用意をしなくてもできる」方法ではありますが

小児鍼専用の鍼(ハリ)で施術してもらうとより効果が高まります

治療院で受けるようなレベルでやりたい場合は以下のものを用意してください

  • ● 小児鍼用のハリ(道具)
  • ● タオルなどの拭くもの

小児鍼は専門の道具を使わなくてもご家庭にあるもので代用できます

初めて挑戦する!という方は、「スプーンなどの先の丸い物」で。

何回かやって慣れたら、「フォーク」のようにちょっと先の尖っている物

などでもOKです。(金属製の方が良い)

なんか食器はイヤだな。という場合

当院では「てい鍼」という刺さない鍼で行いますが

誰でも使いやすい「ローラー鍼」や「イチョウ鍼(カッサ)」がオススメです。

小児鍼のやり方・手順

やり方も簡単ですが、子どもとのスキンシップも小児鍼では大事になります。

無理にじっとさせる必要はないので、「くすぐって遊ぶ」くらいの感覚でやってみてください〜

寝せるか座らせて行う

子どもが楽な姿勢で行ってください。抱っこしながらでもOKです。

※立ったままするとフラつくことがあります

初めてやる場合、する方もされる方も緊張することがありますが、気楽にやりましょう

頭のテッペンから下に向かってなでる

基本的には頭のテッペンからお腹、背中を、「下に向かって」なでてあげます。

手足は付け根から指先に向かってなでるようにします。

お腹の調子が悪い子の場合は、おへそを中心に「時計回り」になでます。

鍼(ハリ)などの物をイヤがる・怖がる場合は、慣れるまでは手でも大丈夫です。

  • ・ 頭や背中は、上から下に
  • ・ お腹は上から下または時計回りに
  • ・ 手足は指先に向かって

やめるタイミング

子どもが飽きてきたり、寝たり、肌がジワっと汗ばんできたら終了です。

さいごに手で軽く、同じように頭のテッペンから下になでであげると、より落ち着きます。

文字じゃわかりにくい・・・。という場合は以下の動画などもご参考にしてください〜

まとめ

小児鍼は、自宅にあるもので代用できて、子どもの夜泣きやヒステリーなどの症状に効果がある、お手軽なセルフケア方法です。

自宅で簡単に出来ますし、親子のスキンシップにもなるので

最近夜泣きがヒドくて・・・という方は何度か試してみると良いかもしれませんよ〜。